休職期間を疑似FIREだと思って過ごしているうちに感じたこと6選!

メンタル

ここ数ヶ月、私は「休職中」という肩書きで日々を過ごしています。メンタル的に限界を迎え、医師の勧めもあってしばらく仕事から離れることになりました。

当初は「休職=ただの空白期間」だと思っていたのですが、実際に過ごしてみると、まるでFIRE(Financial Independence, Retire Early)を疑似体験しているような気分になる瞬間が多々あります。

仕事の呪縛から解き放たれ、時間に追われない生活。これが心身にどれほど影響を与えるのか、自分でも驚くほどです。

でももちろん、それは良いことばかりではなく、現実もあって…。

今回は、そんな「疑似FIRE生活」で感じたリアルを赤裸々に綴ってみたいと思います。


①週5日勤務に戻れる気がしない

これは正直、かなり大きな気づきでした。

会社勤めをしていた頃は、週5勤務が“当たり前”だったし、それを疑うことすらありませんでした。でも、しばらく離れてみると、「毎日決まった時間に起きて、電車に乗って、気を張って、夕方まで拘束される生活」への耐性が、どんどん落ちていくのを感じています。

正直、もう戻れる気がしない。

もちろん経済的な事情で、完全にFIREなんて夢のまた夢ですが、それでも「働き方を変えたい」という気持ちは、以前よりも格段に強くなりました。


②子供がいると暇にはならない(今、夏休みなので特に)

休職って「時間が余って暇になるんじゃない?」と思われがちですが、実際は全然そんなことありません。

今はちょうど夏休み。子供が家にいる時間が長く、家事・食事・遊び相手・お出かけ…と、フル回転です。

休職は「休むための時間」ですが、子育て世代にとっては、単なる「場所を変えたフルタイム勤務」みたいなものかもしれません(笑)

でも、こんなふうに子供の成長を近くで見守れる時間が持てたことは、本当に貴重でありがたいことだと感じています。


③ブログや事業など新しい挑戦がしたくなる

不思議なもので、心と体が回復してくると、「何かを生み出したい」という意欲が芽生えてくるんですよね。

私はこの休職期間中に、このブログを本格的に書き始め、不動産投資に興味を持ち始めています。

また、将来的には小さな事業や副業など、「会社に依存しない生き方」を模索していきたいという気持ちも強くなっています。

FIREを目指す人たちが「自分の時間=資産」と言うのが、今なら少しわかる気がします。


④好きな時間に起きて、好きなことができる生活は幸福度が高い

これは本当に実感しています。

私は今、朝のアラームをかけていません。自然に目が覚めて、のんびりとコーヒーを飲み、家事をしたり、ブログを書いたり、散歩したり…。そんな日常が続いています。

こんな生活、会社員時代では絶対に考えられませんでした。

時間に縛られない生活=幸福度が高い」というのは、多くのFIRE達成者が言っていることですが、疑似体験でも強く同意できます。


⑤お金の不安は意外と無くならない

ただし、いくら自由な時間があっても、「お金の不安」から完全に解放されることはありません。

私は資産をある程度築いてから休職に入っており、残業代がなくなり収入減少となりましたが、配当金や生活防衛資金の取り崩しで生活費を賄えております。しかし、それでも「収入が減少した」という現実に、時折不安を感じます。

※特に積立有給消化後は傷病手当の支給(標準報酬月額の6割)となるため、より収入が減少します。

これはFIREした人でも共通の悩みらしく、「資産が減るストレスが意外と大きい」と語る人も多いそうです。

つまり、自由とお金の不安はセットなのかもしれませんね。


⑥世間の目より娘の目が痛い

最後に…これは少し個人的な話になります。

「休職中なんです」と人に言うのは、最初は少し気が引けました。でも、意外と世間の目は冷たくない。みんなそれなりに理解してくれるし、今の時代、働き方も多様化しています。

それよりも、一番心に刺さるのは娘の目。

「うちのお父さんって、何してる人なの?」「もしかして、働いてないの?」
そんなふうに思っているんじゃないか、とふと不安になることがあります。

子供って、大人が思っている以上に“空気”を読んでいる気がして。だからこそ、自分の背中を見せられるような日常を送りたい。働く意味は、自分の誇りのためでもあるけれど、子供に胸を張るためでもあるのかもしれません。


まとめ:疑似FIRE生活で見えてきた「これからの生き方」

この休職期間は、単なる“仕事からの逃避”ではなく、“人生と働き方を見直すための大切な時間”だったと感じています。

・働かないことの幸福感
・時間の価値
・お金の不安との向き合い方
・家族との距離
・「自分はこれからどう生きたいのか」

そんなことをじっくり考えられる貴重な期間でした。

もちろん、いつかは社会復帰しなければいけません。でも、ただ元に戻るのではなく、自分らしい働き方を模索する。それが今の目標です。

休職しろとは言いませんが、長期休暇による「疑似FIRE生活」、おすすめです。

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