資産3000万からの不動産投資!?実際に検討してみた。

不動産

資産がある程度貯まってきたとき、「次に何をすべきか?」と考えるのは、ある意味贅沢な悩みかもしれません。僕の場合、30代後半でようやく資産3000万円に到達。投資歴はまだ浅いですが、不動産の売却益+コツコツ積み上げてきました。

この金額に達してから、本格的に意識し始めたのが**「不動産投資」**です。なぜ不動産に興味を持ったのか?現状の資産・収入・支出状況を整理しながら、検討の経緯を共有してみたいと思います。


現在の資産状況と配当収入

まず、僕の現在の資産ポートフォリオは以下の通りです。

  • 総資産:約3,000万円
  • うち、株式・ETF・債券:約2,800万円(高配当株・インデックス中心)
  • 現金・預金:約240万

このうち、配当金による年間収入は約88万円。米国株や高配当ETFなどを中心に保有しており、安定した収入源になっています。

配当金の使い道

この配当金、どう使っているかというと──

  • 年に5回以上行くキャンプ費用
  • 念願だったバイクの免許取得
  • 家族との国内旅行
  • おいしいご飯やちょっとした贅沢

完全な「生活費」としてではなく、人生を豊かにする資金として活用しています。
これを完全に生活費に充てるとどうなるか?


経済的自立にはまだ遠い?

僕は現在休職中です。もし今後、今の会社で働けなくなったり、週5勤務ができなくなったらどうなるか?現在の資産から生活費を賄えるか計算したところ、配当金88万円+インデックス投資の4%取り崩しを加味しても、年間120万円程度の“実質的なキャッシュフロー”にすぎません。

僕の月の生活費は、ざっくり30万円(年間360万円)
つまり、経済的自立(FIRE)にはまだ届かないというのが正直なところです。

固定費にかかわる携帯代は格安スマホにしています。出張時に結構頻繁にWEBを繋ぐため、
月に30GBは欲しく、僕はahamoを契約しています。

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必要な資産額は?現実的なシミュレーション

経済的自立=「働かなくても生活費を資産運用で賄える状態」を目指すとすると、以下の計算になります。

  • 必要生活費:360万円/年
  • 年利4%取り崩し想定
  • 必要資産額:360万円 ÷ 0.04 = 9,000万円

……遠いですね(笑)。

現在の資産が3000万円とすると、差額6000万円。仮に年4%で運用しながら現在の積み立ベースを続けていくとしても、到達には20年以上かかります。

つまり、めでたく定年を迎えることになります。

「現在の時間を大切にしたい!」と考える僕の考えとは相反する結果です。
サイドFIREを目指すにしても副業がイマイチまだピンときていない僕。

「その間に何か別の手段でキャッシュフローを増やせないか?」
「年単位ではなく、月単位で安定収入を作れないか?」

そんな問いから自然と出てきたのが──築古戸建ての不動産投資だったのです。


築古不動産投資の“現実的な可能性”

不動産は「ミドルリスク・ミドルリターン」とも言われますが、安定したキャッシュフローを生み出す点では、配当やインデックス投資と異なる魅力があります。

仮に、以下のような物件を購入したとします。

  • 物件価格:800万円
  • 自己資金:800万円
  • 家賃収入:月7万円(年間84万円)
  • 固定費(管理費・修繕費・税など):年間10万円
  • 実質収入:年間74万円

これだけでも、年間配当金に匹敵する規模のキャッシュフローが得られることになります。

さらに不動産は銀行から融資を引っ張ることが可能ですので、1件目を担保にローンを組めば、
2件目からは自己資金を使用せずに運用可能。

3〜4件運用すれば、年間200万円以上の不労所得も視野に入る。これは配当や株の取り崩しとは違って、「生活費の足し」になりうるリアルな収入です。

また、副業として「大家業」を行うことができます。


リスクとリターンのバランス

もちろん、リスクもあります。

  • 空室リスク
  • 修繕費用の突発的発生
  • ローン返済中の金利上昇
  • 賃貸需要の変化(立地選びに左右)

ただ、不動産は「現物資産」であること、地域の相場や築年数である程度価値が安定していることから、きちんと知識をつけて買えば武器になる投資でもあります。


「今」検討し始めた理由

では、なぜ今不動産に目が向いたのか?理由をまとめてみます。

1. 配当金だけでは生活費に届かない

80万円の配当収入+取り崩し40万円=合計120万円。
まだ生活費(月30万円×12=360万円)にはほど遠く、もう1本の収入の柱が必要と感じたから。

2. インデックス運用だけでは「時間がかかる」

いまの資産を育てて9,000万円に到達するには、どうしても時間がかかる
もっと早く“経済的余裕”に近づく手段が欲しい。

3. キャッシュフローの月額ベースでの安定性

配当は「年ベース」、でも生活は「月ベース」。
月5万円、10万円の家賃収入がある安心感は、精神的にも大きい。


まとめ:不動産は「生活を変える手段」になり得る

資産3000万円というと、決して“ゴール”ではありません。むしろ、「次の一手を考えるフェーズ」です。

現状の僕は、

  • 配当収入:年間約80万円
  • インデックス投資の取り崩し:約40万円
  • 合計:120万円

この収入を、あと240万円分増やさなければ、FIREには届きません。

だからこそ──
不動産投資という“収入の柱”を検討し始めた。

もちろん、いきなり全力投資ではなく、まずは1件目。
プロの目から見るとかなり夢みがちなシミュレーションかも知れませんが(笑)
自分の目で内見し、管理体制や賃貸需要を学び、検討していきたいと思っています。

不動産投資は、夢を叶えるための手段であり、お金が「生きる」手段でもあります。これからの実践記録も、このブログで随時更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

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